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◆箱庭の外堀◆

番外編「前夜」について :: 2012/02/12(Sun)
着付け中

今回の更新は「?」な方が多かったと思います。
でもこれ、よーく見た方の勝ちです。

特大ヒントが盛り込まれています。
私なりのサービスのつもりです。

「んなこと言われたって知らねえよ」と、お考えの読者様は
今後、話が進んでいってから読み返すと何かに気付くやもしれません。
この漫画って最初からそういうものでしたから。
後になって意味の解釈がされます。


そしてうさぎさんは一人で着物が着れないんです。
実は王様に着させてもらってたりします。

・王様はうさぎさんのことをどう思っているのか
・うさぎさんは王様のことをどう思っているのか
・etc...

王様のお話とうさぎさんのお話を解くカギとなっています。
実は本編に使いたかった回なんです。
でも入れる所が無くて、あえなく断念。番外編に入れちゃったという話です。



そしてこの話は作者の中で大きな意味を持っています。

去年、友人にこの漫画のラスト展開を話したら「どこかで見た事ある」と言われ、
『「箱庭に追慕」のラストを変える』という大掛かりな予定変更をしました。
私の脳内がフル回転してちょっと変になっちゃった時期です。
漫画の事考えてるだけで熱出しちゃうなんて弱っちい脳味噌です。


今までの流れでしたら「変な髪型の紳士」の王様で進めてOKでした。
しかし、ラストの展開を変えた事によって「変な髪型の紳士」での王様の心の中を変える必要が出来てしまいました。
その微妙なズレを調整する為に入れた回でもあります。

作者が最後の展開を変えてしまったがために、王様が更に不幸になっちゃいました。



この「前夜」は、作者の黒い思惑がうごめいています。
読者様方が「?」になることは承知のお話でございます。


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サイトの訪問、漫画の閲覧、pixivでの漫画の閲覧、評価、WCRへの投票等ありがとうございます。
また近いうちに更新しようと思います。

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  1. 補足説明
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